行ってきた!食ってきた!

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神戸三宮 センター街
神戸珈琲物語

行った日:2008年10月24日



一人者の一人暮らしが長かったので
自然とアチコチ食べ歩きも良くやっていたカトちゃんですが、
アタシャ基本、

「美味いパンと美味いコーヒーがあれば、それだけで満足!」

って人なのですよ。

でもそれって、
それぐらい美味しいパンと
美味しいコーヒーがあったからこそなんですな...

学生時代、茶店に入り浸って
客だかバイトだかわからんような一時期を過ごした事もあるカトちゃんが
17年以上の神戸在住期間のほとんどの間、
そして田舎暮らしの現在に至っても
ず〜っと飲み続けているのが
コチラのコーヒーであります!




昨日ご紹介したDONQのとなり!(^^;)

このお店との出会いはいまだに良〜く覚えてます!

神戸駅の界隈にハーバーランドが出来た時、
当時たまたまその近くで働いてまして

「こりゃ〜良い!絶好の撮影スポットが近くに出来た〜!(^^)」

って
仕事帰りにハーバーランドやモザイクに良く写真撮りに行ってたんです。

そのモザイクが出来た時にコチラがお店を出されまして、
(残念ながら現在は出店されてませんが、横浜のモザイクには1Fに出店されてます!)
開店したてのお店の前を通りかかった時、
あたり一帯、
素晴らしく香ばしい臭いが立ちこめていたんですね!

当然、お店に入ってコーヒーを飲んだんですが、
ビックリしました!

「これって...フレンチロースト?
いや!
ひょっとしたらイタリアンローストくらいの深炒かも?
それにしちゃニガ味は目立たないし...
と言うか、
ミルクを入れたらキャラメルみたいな香ばしさが出るこのコーヒー、
一体...

何をどうすりゃこんな美味いコーヒーが煎れられるの〜!?」

って!



今でこそ珍しくありませんが、
当時はコーヒーと言えば炒りの浅いアメリカンローストが一般的で
深炒焙煎のコーヒーはまだまだ珍しかった...

って言うか
深炒り、ハードロースト系のコーヒーと言ったら
通ぶったオヤジが頼んでも飲み残すのが関の山な
ニガイだけの代物ばかりだったんです(^^;)
(ハードローストって、難し〜い物なんですよ!)

アタシャ驚いて店長さんと思しき方に声をかけて質問したんです。

「この豆は一体何ですか?
どうすりゃこんな香ばしさが出るんですか!?」

って!

その店長さんと思った方が実は今、
神戸珈琲物語の鑑定士をされてる高橋さんで(!)
こちらの豆は炭火焙煎である事を始め
ホント、目から鱗なお話をたくさん聞かせて頂けました!

以来、このお店のコーヒーの虜になってまして、
何回も他のお店の豆に浮気したりもしましたが
スグに物足りなくなってコチラの豆に舞い戻るを繰り返し
田舎暮らしになった現在も
神戸に行った時の大量購入&通信販売で
コチラの豆を飲み続けてマス!


さて、
カトちゃんはコチラで豆を買う時は
お店で豆を挽いてもらって真空パックをしてもらうんですが...

(器具に合わせて挽いてくれますから
器具はどんなのか、買う前にチェックしておきましょ〜ね!
例えばカトちゃんが愛用してるのは
ペーパーフィルターの3つ穴デス!)





ハウスブレンド200g入りが3袋、
カトちゃんの1ヶ月分の豆であります!
(店頭で100g確か370円だったかな?)
コレが買った直後、
宿にチェックインしてスグに撮った写真。







そして翌日、
これも宿で撮ったんですが
袋のシワが無くなってきてますよ?
真空パックが中途半端だったのかな〜?







さらにその翌日、
家に帰って撮ったら
袋がパンパンにふくれてます!


真空パックが中途半端だったら
こんなにパンパンには膨れないハズですよね!
ここでこの理由が解る方は
かなりのコーヒー通で御座います!


さて、袋がパンパンに膨れちゃった理由ですが

焙煎されたコーヒー豆が臭い取りとして
活性炭代わりになるって言うのは有名な話。
活性炭同様
小さな穴がたくさん開いた多孔質になってるんですが
焙煎されたコーヒー豆は
その穴の中に炭酸ガスが閉じこめられているんです。
炒りたての新鮮な豆ほどたくさん炭酸ガスが閉じこめられているので
炒りたての新鮮な豆であればあるほど
豆から炭酸ガスが大量に抜けて
密閉された袋をパンパンに脹らませるワケです!


すなわち、
こちらの豆は炒りたての新鮮な物だからこそ
袋をパンパンに脹らませるワケなんですね!


真空パックが不完全だったり
いたんで変なガスが発生してるわけではないので
誤解されませんように!


豆の中の炭酸ガスがらみのお話をもう一つしておけば
実はコーヒーって
挽きたてが美味しいってのは正しいんですが
焙煎したてのコーヒー豆を使うのは
凄〜く難しいんです!

豆の中に大量に閉じこめられてる炭酸ガスが
お湯に浸されると一気に吹き出してしまって
抽出具合に影響を与えちゃうんですね...
つまり落ち着きの無い暴れ馬を扱うみたいな物で
なかなか上手く抽出出来ないんです。

だからカトちゃんはコチラの豆を買ったら
2,3日置いておいて、袋が脹らんで、
豆から炭酸ガスがある程度抜けたのを見計らってから使うようにしてます。



あ〜、今回、かなり書いたな...(^^;)


長文になりついでに
このコーヒーの入れ方も少し書いちゃおう!

コーヒーをいれるに当たって
知識も器具も自信も何も無い!って方。
難しく考える事はアリマセン!

スーパーで売ってる物で充分ですから
2人前用のプラ製のペーパードリップとペーパーフィルターを買ってきて
(1000円もかかりませんよ!)
フィルターをドリップにセットしたら
ドリップの説明書きに書いてある通りの豆を入れて
ヤカンで湧かした熱いお湯(沸き立てでもOKです)を
のの字を2,3回書きながらジャ〜っと一気に注いじゃって下さい。
お湯が豆全部にかかって乾いた豆が残らなければ
それで充分!

この方法でいれて一回飲んでみて
もう少し薄い方が、濃い方がって好みに合わせて
豆の量を加減すれば
充分に美味しいコーヒーが楽しめます!


細かい事を言い始めたら
ペーパーフィルターでも
お湯の温度に始まって
お湯の注ぎ方はどうだとか、
蒸らしの見極めはこうだ、とか色々あるんですが...

炭火焙煎のハードローストの豆を使う時
変に凝った事を聞きかじりだの見よう見まねでやって抽出に時間をかけちゃうと
簡単に抽出し過ぎになって
マズ味が出ちゃった美味しくないコーヒーが出来ちゃうんですな(^^;)

お湯の温度が高めでも
一気にお湯を注いで
短時間で手早くいれちゃえば
抽出し過ぎにはなりにくいので
マズ味はあんまり出ずに済んでくれます。
むしろ抽出不足気味になってくれるので
薄いと感じたら豆の量でコントロール!

慣れてくればお湯を注ぐとき
ヤカンを使っていても
細かい泡をタップリ脹らませる事が出来るようになって来ますから
そうなったら注ぐお湯、
沸き立てだけは使わずに
ヤカンを2,3回回して気持ち温度を下げてから注いで下さいなっ!



逆にペーパーフィルタードリップにヤカンじゃなくてドリッパーを使ってるよ、
自信も有るよって方!
こちらの豆は抽出温度をやや低めで試してみて下さい。
カトちゃんは冬季90℃、
夏期88℃でいれてます。






サテ、
ずっと前からご紹介したかったコチラをやっとご紹介出来たので
ペーパードリップで丁寧にコーヒーいれて、
取っておいた美味そうなお菓子を頂く事にしましたよ!
VixenのWildさんに頂いたお土産であります!

甘い物を頂く時にはこのコーヒー、ブラックで飲むと
お菓子の甘さには香ばしさが、
コーヒーにはお菓子の甘さが乗って
実にウマウマで頂けるのデスよ!
(^^)

でも、コーヒーをあまり飲みつけていない方には
ミルクとお砂糖も入れる事を推奨!
(ハードロースト系である事は間違いないので
かなりパンチのあるコーヒーです。)
まるでキャラメルのような香ばしさと滑らかな喉ごしを楽しめますよ〜!


ちなみに三宮店、
良くお店の前で小さな紙コップでコーヒーの試供品をサービスしてるんですよ!
(ミルク入りでやってます!)

ほんの一口二口の量ですが、
ラッキーにも出くわしたらゼヒお試しあれ!

更に覚えていたならば
隣のDONQでミニクロワッサン買って
いっしょに召し上がれ〜!

スッゴイ美味さを三宮センター街の路上、
立ち食いの立ち飲みで楽しむ事が出来ちゃいますよっ!(w





HPコチラ

神戸珈琲物語

通信販売もやってますよ〜!







特別出演 ワン子さん




家で美味い物を食べてる時に
ワン子さん、黙ってるハズがないのでありますが...

今回、珍しく来ないなァと思ったら
写真撮ってる間、部屋の隅っこで
ゴミ箱に捨てたお菓子の袋をひっぱり出して
クンカクンカ、ペロペロしてた様子。
いつの間にか袋をくわえて持ってきて
隣でじ〜っとお座りしておねだりしてるじゃあ〜りませんか!
(^^;)

人間のお菓子なんて滅多にあげませんが、
これは初めてのパターンだし、
お菓子もWildさんに頂いた物だから
今回は特別、チョットだけ...






「もらった!もらった〜!!
わいるどのおいちゃん、ゴチソーサマ〜!」

ワン子さん、ご満悦であります!
ピンボケなのはご愛敬
(^^;)


カトちゃんからも
Wildさん、ご馳走様でした〜!
m(_ _)m







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