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関崎海星館に行って来たよ!の巻

行った日:2009年6月 1日



5月の末頃、
猫じゃらし☆さんから
「九州の実家に行くんでひょっとしたら
大分まで足を延ばすかも?」
って連絡をもらってたんだけど
本決まりになって猫さんやって来ましたよ〜!
(^^)ノ

で、

1日の10時頃最寄り駅に着いたので
お出迎えしてカトちゃん家にご招待!
この間改築したばかりの家を案内したり
ちょっとお茶飲んで休憩してワン子とご対面したりetc、etc。

今夜は佐賀関方面で遊漁船を営んでいる友達の家に泊めてもらう、
って事だったので、
ぎょぴ丸さんの家に遊びに行って一緒にお昼を食べてから
宿泊先に送りがてら
佐賀関方面にドライブとしゃれこみました〜!


エ〜、
カーナビも付いていないカトちゃんの愛車で
197号線を大分市内から東へ東へ、佐賀関方面に向けて
だべりながらズルズル〜っと走りますよ。
かな〜り走ったところで

「泊めてくれる友達の家の最寄り駅って、どこ〜?」
「エ〜っと、○○駅!」
「それってまだまだ先?まだ遠いのかなァ、地図見てくれる?」
「あ、 行き過ぎてる、みたい...( ̄∇ ̄;)」
「アリャ、じゃ引き返そうか?(^^;)」
「あ〜、でもまだ予定してる時間までかなり時間もあるしなァ...」
「じゃ、このまま海沿いをドライブして、
佐賀関までいってみましょか〜」

って事で、
あてもなく197号線を更に東に走る事しばし(w

途中道の駅を見つけたので
そこで休憩しながら海の写真撮ったりして。。。







しばし撮影に浸る猫さん。
天気晴朗、波おだやか!
明日はいっしょに遊漁船で釣りに行く事になっているので
この好天は非常に嬉しかったりして!
(^^)








佐賀関の道の駅にあった周辺の案内板。
「佐賀関の半島って、なんかチ○コみたいな形してるなァ...(^^;)」
なんて思いながら見ていると
その先っちょも先っちょの場所に
「関崎海星館」
っていう天文台が有るのを発見!
そんなに遠くなさそうだし、
途中に凄く大きい煙突も見えるよ!
って事で行ってみる事にしました〜

その大きい煙突、写真撮るの忘れちゃったんだけど
「こんな所をドライブしてたんですよ〜!」
っていうのが良くわかるページを発見!
コチラ↓

豊予海峡



天文台目指して佐賀関の道の駅から走る事30分弱。

「しかし、この辺りってデッカイ製鉄所はあるし、
天文台とかもあったりして
地下で巨大ロボとか作っててもおかしく無いような雰囲気やねェ(w 」

「あ〜、煙突見えた!アレ!アレ!」

「ヒェ〜!デッケェ〜!!!
あの煙突が割れて巨大ロボが出てきたりとか(w 」

「いや、あれは巨大ロボの指でしょう!」
「あれが指〜!?
だったらガンバスターよりはるかにデッカイじぇい!(w 」

なんてバカ話しながら
タイトで急勾配な山道をエッチラオッチラ登って
たどりつきましたよ
関崎海星館!





ドームが巨大ロボの頭のようだ!(^^;)










駐車場で見つけたペットボトル利用の風車ふたつ






なんか、こういう小学校の工作っぽい物って
大人になってから見ると楽しいですね〜(^^)










正面の門から左に入った入り口の辺り、
あじさいがいっぱい咲いてました。
盛りにはまだチョット早いかな?











豊予海峡が一望出来る絶好のロケーション
この眺めを見ただけでも
来た値打ちが有ったなァ、と!
(^^)








山口県の祝島70kmとか双子山45kmとか
空気の澄んだ日は
はるかかなたの島まで見る事が出来るそうです!









オ、オ、オ!雲の形が何とも雰囲気有りげな...(w
あまりにも人の気配がしなくて

「ココ、ホントに天文台をやってるのかな?
ドームのてっぺんにアンテナまで立ってるし
アレ、やっぱり巨大ロボの頭なんじゃ?(^^;) 」

とか一瞬不安になったりもしましたけど
覗いてみたらちゃんと人がいて営業中でした
(^^;)(^^;)(^^;)







入り口にはってあったポスターとか。
オオ!
夜だけじゃなくお昼でも天体観測が出来るんだそうな!
60p級の反射望遠鏡があるんだそうな!
犬も歩けば棒に当たる、
猫さん旅して思いがけず面白そうな天文台に当たったよ!
入館料400円也を払って入ってみました〜。







 

 
 

おお、天文台だァ!
って雰囲気の展示パネルがたくさん!
まるで子供になったような気分になれて
こういう展示パネルを読むのは楽しい!
(^^)







関崎の灯台でついこの間まで使われていたフレネルレンズが展示してありました。
現在は高輝度LEDになって光学系も新しくなっているんだとか。








140年前イギリスで作られた物だそうで
明治維新の頃からずっと岬の安全を守り続けて来たんですね!
当時はランプを使っていたため
ススを掃除しなくてはならないのでヒンジが付いていて
パカッと開けて内面を掃除する事が出来るようになっています。
灯台守の人の話って映画とか歌にもなってたりしますけど
大変な苦労をしながら海の安全を守り続けて来られたんですね。
140年も使われたっていうのに
表面ピカピカで傷一つ有りませんでした。








展示ルームを抜けたら凄く眺めの良い展望台が!
建物の外からでも良い景色でしたけど
一段高くなってるここから見ると更に開けた良い眺め!








この辺りの地形を示すパネルが置いてありましたよ。
赤矢印(カトちゃんがフォトショップで記入)が関崎海星館のある場所。
周囲360°のうち300°までが海、
しかも大きい町から離れているので
光害が非常に少なくて
天体観測をするのには絶好のロケーションなんだそうです。
それに良く見てみたら
四国からにょろ〜んと細長い半島(佐田岬)が
スグ近くまで伸びて来てるんですねェ!








って事は...
ここから見えるあの島みたいなのって
四国!?
ウッソ〜!
四国の佐田岬までたったの14qしかないの〜!
(^^;)

佐田岬と関崎の間が非常に狭いため
豊予海峡は潮の流れが凄く速くて
この海域で捕れる魚は脂が乗って身が締まってて非常に美味!
関あじ、関さばと呼ばれる高級魚はこの水域で捕れるんだそうです!
(大分在住1年以上経つってのに大分の事は何にも知らないなァ...(^^;) )







って事で、
現在はストップしちゃってますけど
四国の佐田岬と佐賀関を橋で結ぶ計画もあったんだとか!
こちらではそのための風の観測をずっと続けてらっしゃいます。
橋の計画の前にはトンネルを掘ろう、って話もあって
そちらは着工寸前まで話が進んだそうなんですが
「どうせなら橋にしてよ!」
なんて事を言ったエライちゃんがいたため
取りやめになったんだとか
( ̄∇ ̄;)

ア〜、アホやなァ!
トンネルができてりゃ今頃は遠回りして北九州を経由しなくても
関西から大分まで
橋と高速道路とトンネルで短い距離で一気につながって
もっと経済発展してたろうに!

そんな事考えながら
いよいよ望遠鏡のある観測室へ!








これが関崎海星館の60p級反射望遠鏡と太陽観測用の望遠鏡!
写真じゃわかりにくいけど凄く大きい!
ドームを含めてNishimuraというメーカーの物の様です。











望遠鏡の方向を調整するのも
PCの画面をクリックするだけで自動的に望遠鏡が駆動されます!







 
 


観測室の壁にも望遠鏡で捕らえた天体写真がイッパイ!
何でも今年は土星の輪をこの写真の様な向きで観測出来る
土星観測の当たり年なんだそうですよ!










ゲート、オープン!
いや、まさか二人しかいないってのに、
閉館時間ギリギリだったってのに、
入館料たったの400円だってのに...
望遠鏡を動かして太陽やシリウスや月を見せてもらえるとは!








夕方6時少し前でまだ日も高いっていうのに
あんなにクッキリと月を見る事が出来るなんて!
わずかに像がゆらめいてはいましたが
クレーターとかが凄くハッキリ、しかも立体的に見えるんです!
これが都市部の近くとかだったら
もっと大気が熱で激しく動いていて
まともに見る事が出来なかったんじゃないかと!


残念ながら昼間の観測では反射望遠鏡は使わないって事で
太陽観測用の望遠鏡の方で見せて頂いたんですが
それでも大満足!

思いがけず猫じゃらし☆さんと二人
素晴らしい経験をする事が出来ました〜!





平日は夕方6時までですが
週末や祝日は夜10時までやっておられるようです。
色々調べて見たら知る人ぞ知る
天体観測の穴場的な名所なんだとか...!



星を見るために大分まで来られるって方、
ほとんどいないとは思いますけど
もしそんな天文マニアな方、いらっしゃったら
コチラまで足を延ばすと
素晴らしい観測が出来るんじゃないかと思いますよ!
特に今年は7月22日に沖縄(だったかな?)で皆既日食が観測出来るそうで
関西地方で太陽の8割、
コチラでは9割が月に隠れる様子が観測出来るそうです!
日食が見られるチャンスなんて一生に一度有る無しですから
思い切って観測しに出かけようって方も多いんじゃないでしょうか?
カトちゃんももし時間が許すようだったら
コチラに出かけて観測してみようと思っています。



それにしても60pの反射望遠鏡、
あれで星を見たらどんな映像が見えるんだろう!
写真オヤジのカトちゃん、興味津々
一度覗いてみたくなってます〜!



HPコチラ

関崎海星館





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