「六四式スピードライトシステム」
ブラケット詳細




カメラの右横にスピードライトを取り付けている金具、デス。
今時の一眼レフには縦位置で撮影する時用のシャッターボタン等が用意されていますが
それらはカメラの右が上になるように配置されています。
そのため縦位置でフィギュアの上からメインの1灯を当てようとすると
自然と右に配置することになります。

(と言うか、
一眼+クリップオンストロボ、という時点で
カメラを右手でしっかり握らないと
まともな撮影は出来ません)

本体はKenkoのTWIN CAMERA HOLDERという物を使ってますが
5oのアルミ板
(上面に1oのゴム板を貼ってます。無いと樹脂パーツがしっかり固定出来ません)
を使って延長しつつ
上の寸法でスピードライトを固定しています。
寸法の左端の起点はブラケットをボディに固定するネジ、
ボディの三脚ネジ穴にネジを締めますが
D3はレンズのマウントの真下に三脚のネジ穴があります。


また、困った事にこれだけ長く離れた所にSB−600を固定すると
ブラケット固定ネジをいくら強く締めてもテコの原理で簡単に固定がずれてしまいます。

単にずれるだけで無く、ボディの三脚座にも非常に大きい負荷がかかり
最悪三脚座を破損する可能性もありますし、
撮影中にグラリと回ってフィギュアに当たったら...

そんなワケで
ボディの底に当てるホルダを作って
ネジとホルダの前後3点でしっかり固定しています。

ホルダはL字に曲がった板金金具を
金属用エポキシパテでくるみ込んでくっつけながら
ボディ底にフィットする面も作ってます。

右のアルミの延長金具は自作ですが
Kenko TWIN CAMERA HOLDER付属のカメラ用三脚ネジで取り付けています。
カメラ用三脚ネジは1/4インチ、
タップは東急ハンズで購入しました。

またスピードライトを止める樹脂パーツは
SB−800,600にオマケで付いてくるAS−19、
こちらも三脚ネジの穴が設けられているので
三脚用ネジをカメラ屋で購入して固定に使ってます。
ちなみにネジは大きなつまみのついた物、
確か1個300円くらいでした。







このブラケットの最大の特徴がコレ!
KenkoのTWIN CAMERA HOLDERは中央にあるロックをゆるめて
曲げる事が出来る!
それを利用してスピードライトの照射角を可変出来るようにしてあります。

この角度、カタログには20°と書いてあったと思うのだけど
どう見ても30°近く曲がります。
ありがとうございます、ありがとうございます。








SB−600とディフューザーを付けてみました。
この状態ではスピードライトは真っ直ぐ前を向いてます。

i−TTLの制御信号受信窓の位置の関係で
SB−600の本体、後ろ向きになっちゃうんですよね...
大して実害は無いけどやっぱり色々使いにくい...(-_-;)






エ〜、
スピードライトの角度が曲がる事に
どんな意味があるのか?
それについては少し先で解説&実写で比較をご覧入れる予定デス。





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